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ブログ    神社、旅 

神道 見えないものの力

オススメの本、というよりは読んだ本をぼちぼち紹介して行こうかな〜と思います。

「神道 見えないものの力」葉室頼昭 著 春秋社

葉室さんは春日大社の宮司さんです。

 

日本の信仰の神道

私は家がとか親が何の信仰か、などはありません。

ただ、私個人としては神道が一番しっくりくる

八百万の神、すべてのものに神が宿る

もちろん自分自身の中にも内在神がいる

 

誰が見ていなくても、自分が観ている

本当にそうだと思っています

 

なので、神社や神道、それらに関する読み物や話は好きなのでこの本を手に取りました。

見えないものの力とは?と氣になった次第です。

 

この本の最初に宇宙の始まりと古事記の神代編の話があります。

何もないところ素粒子ができ、原子になり、宇宙となる

その際、物質化するには「何かの意識」が必要であり、

では宇宙って誰が作ったのか、誰が意識したのか、何のために物質化しようとしたのか

葉室さんは見えざる力によって導かれていると書いています。

 

古事記の最初の神代編の冒頭は

「天地初発之時於高天原成神名天之御中主神」

「あめつちはじめのとき、たかまのはらになりませるかみのみなは、あめのみなかぬしのかみ」

はるか昔、宇宙の仕組みからスタートしているとあります。

 

世界を

【神様が創った】とは書いていない

宇宙の中心に天之御中主神がいらっしゃり

その心によって全てがスタートした、とあります

 

はじめの神様から一人神として現れては隠れる神様たちは素粒子、陽子、中性子

まだ物質化していなくて目に見えない

 

そして物質化して現れたのがイザナミ、イザナギだという

この古事記を残してきた日本人の発想がすごいと書いています

 

本当に最初のページの話なのです。

古事記をそのように理解したことはありませんでしたが

言われて読むとそう思える

 

じゃあ一体宇宙は誰の意識なのか・・・

 

誰が何のためにもわからない見えない力

その見えないものが私たちを生かしている

 

葉室さんは宮司の前は医者だったので、その視点からは体の仕組み

先祖とつながるいのちや生命のしくみ

自然との共生

ウイルスやガンのことも書いてあります。

 

 

私の紹介ではわかりにくいかもしれませんが

少しでも興味がある方は、パラパラと本をめくってみてください。

 

 

また私の仕事のロミロミの生まれたハワイの信仰も実は神道と似ています。

現在はキリスト教が多いようですが

古代ハワイアンは自然と密接に関係した神々を信仰しています

 

それはまた別の本の話ですが。

 

 

 

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